キプロス島歴史散歩 (新潮選書)



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キプロス島歴史散歩 (新潮選書)
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中途半端のような。

筆者がトルコ研究家ということもあり、確かにトルコ贔屓の視点で書かれた本のようですね。私はギリシャ側からアプローチした本が欲しかったので、やや期待外れでした。
しかし内容的にはありきたりの旅行ガイドでは読めない深いものがあり、教養本としては面白かったです。
トルコといえばこの人

澁澤さんの著書はトルコ愛好家にとっては必読だが、今回キプロスが追加になった。今までの日本人のキプロスについての知識は、全くない、か英国寄り、つまりはギリシャ寄りのものばかりだったと思う。評者の場合も知人の英国人から、あるいは英国人作家の本からの知識ばかりだった。ところが、澁澤さんは、キプロスがトルコとギリシャの狭間で歩んだ苦難の歴史を、トルコ側の視点も紹介しつつ、第三者の目で、一気に読ませてくれる。目からうろこの一冊。但し、紀行文ではないため、歴史的記述に多くが割かれた結果、今までの澁澤さんの本の魅力だった体験談の部分は少ないのが残念。ギリシャ史、民族問題に興味ある人にとっても必読。



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