なぜ。お金持ちになりたいのか？
この言葉でかなり考えさせられました。。。

この後に続く言葉が、「目標の言葉」か？
「価値観の言葉」か？

「価値観の言葉」になるまで掘り下げる事が重要と書かれています。

あなたも「価値観の言葉」を言えるようになれば、お金持ちになれる
かも・・・・
お金とのつきあい方を学ぶにはいい本

この本は、

「投資をしたくても元手がない」という人や、
「毎月の家計がカツカツで貯金ができない」という人に、

『どうすればお金が貯まるか』ということを説明しています。

普通の人がお金を貯めるには、
収入を増やして支出を減らすしかありません。

しかし収入を増やすのは難しいので、
支出を減らす方法をいろいろ書いています。

具体的な投資の種類や戦略などについては、
特に書かれていません。

株などで言えば、著者は安定した企業への投資を好みます。
オプション取引や、業績の悪い企業への投資は嫌いなようです。
したがって投資を勉強したい人にはあまり参考にはならないと思います。

しかし、お金との付き合い方を学ぶことはできるかもしれません。

・自分にとってお金はなぜ大切なのか？
・どうして給料から支払いをひくとお金が残らないのか？
・自分はなにをしたくて、お金が必要なのか？

これらの考え方は他の金持ち本と同様、自己啓発の役割りとして、
参考になると思います。
なぜこうゆう構成になるのか？

アメリカで売れた「お金の本」の日本語訳版は、どうしてこうゆう構成になるのだろう？
本題が始まるまでに20ページ以上の身の上話などがあり、本文中も知人との会話形式が多く、本題とは関係の無い細かな描写がたくさんあり、本文中から「本題」を探し出すのに苦労する。「要点を早く言え」という気持ちになる。文化の異なる欧米圏ではこのような書き方のほうが支持されるのだろうか。面白さを維持しつつ、もう少し要点を押さえてコンパクトな内容にしてほしい。
本書を読んで、ためになる部分もあるだろうが、同様のテーマで、日本人が書いた本を読んだほうが日本の事情にもマッチしているだろうし、読みやすい本もたくさんあるような気がする。
どこまで自分だとできるのか？？

さすがにこの1冊で一生の安心は得られないとは思うのだが、
参考になる部分は多々あった。
流石に「お金は授業」。まさにそのとおりだ。
小学校あたりでこういう授業が欲しくなる。

サクセスストーリーは個人それぞれの事情や運もあろうかと
思うが、「一杯の珈琲代で一財産築く」ことはできるだろうか？
この珈琲代の使い方をブレーンストーミングしてみて
結果検証するような「わらしべ長者」的な物語だと
また面白いのだが。